腕時計好きの心理は?男性・女性別に知られざる内面を解説
スマホが普及する以前は、腕時計は多くの人にとってマストアイテムでした。
腕時計がないと時間が分からないという状況も珍しくなかったので、社会人から学生まで誰もが身に着けている実用品だったのです。
しかし今の時代において腕時計を装着する理由は、単に時間を知りたいというだけにとどまりません。
そこで本記事では、腕時計をする人の心理について取り上げます。
男女によって異なる面についても解説しますので、どうぞ最後までお読みください。
腕時計好きの心理【男性編】
まずは男性の場合から見ていきましょう。
一言で男性と言っても色々なタイプがいますが、一般的に共通して見られる心理として以下のような傾向が挙げられます。
①女性にもてたい
男性の場合「もてアイテム」として腕時計を活用したいという心理が働きます。
腕時計ならちょっとした仕草で自然にチラッと相手の目に入りますし、実用品なので「無理やりお洒落している」という印象も与えません。
しかも高級な腕時計を身に着けることで、以下のような点をさりげなくアピールすることができます。
・高い経済力 |
---|
・デザインに対するセンス |
・ブランドに関する知識 |
そのため男性は、女性の目を意識して腕時計を選ぶことが多いのです。
②成功のシンボル
多くの場合腕時計は、その持ち主が成功者であることを端的に示してくれます。
・一流品を身に着けることのできる社会的ステイタス |
---|
・ブランドに負けない実力 |
このような点を備えた男性であれば、それを他者から認めてもらいたいと思うでしょう。
仮に本人が意識していなくても、高級な腕時計を身に着けようという気持ちの底には、成功のシンボルを誇示したいという心理が働いています。
③職場での優位性
仕事において相手より優位に立ちたいという心理は、高級腕時計を着ける動機のひとつです。
・安物を使って見下されたくない |
---|
・一流品を使う仕事のできる人間だと思われたい |
このように思う男性は、腕時計も良いものを選びます。
腕時計以外のスーツや事務用品も、ブランド物を選択することが多いでしょう。
④自己満足という一面
他人の目を気にするだけでなく、自分自身の満足感を得たい時にも男性は高級腕時計を購入します。
・頑張った自分へのご褒美 |
---|
・一流品を普段使いする優越感 |
腕時計は純粋なファッションアイテムではなく実用性もあるものなので、このような欲求を満たしやすいのです。
気に入った装身具を付けていても、自分ではそうそう何度も眺めるわけにはいきません。
でも腕時計であれば何回でも自然に目をやり、その都度自己肯定感を得ることができますよね。
さらにガジェットとしての側面がツール好きな男性心理を刺激し、より深い満足を感じることができます。
⑤モチベーションを上げる効果
腕時計には、男性のモチベーションをアップさせる効果があります。
・高級な腕時計をもっと買えるよう頑張ろうという向上心 |
---|
・一流品が自分をサポートしてくれているという安心感 |
このような心理状態が、良い腕時計を着用することで自然に湧いてくることがその理由です。
また時計は一種の道具でもあり、長く使い続けることで愛着も深まります。
愛用の時計になればなるほど、モチベーション向上効果もより高くなるでしょう。
⑥ファッション性
腕時計は男性にとって、重要なファッションアイテムでもあります。
男性の場合女性に比べ、身に着けるものが限られがちです。
そのためしばしば、以下のような課題に直面することになります。
・ある程度の年齢を迎えるとネックレスやピアスなどを似合わせるのが難しくなってくる |
---|
・女性に比べるとどちらかと言えばシンプルな服装になることが多い |
しかし腕時計は年齢に関係なく、男性のファッションを引き立ててくれます。
腕時計好きの心理【女性編】
次に女性の場合を考えてみましょう。
同じような理由で腕時計をしていても、その心理は男性とは微妙に異なっているものです。
①腕時計は自己表現
女性にとっては、腕時計をしていることそのものが自己表現という場合があります。
男性に比べて女性は、腕時計をしていない人の割合が多いです。
その中であえて腕時計を着けることには、
・「時間に正確」「予定が多くアクティブ」などのパーソナリティを示したい |
---|
・お洒落と機能性を両方追求したい |
などの心理が作用しています。
もちろん「職業柄、腕時計が必需品」という場合もありますが、ハイブランドの時計を選んでいる場合は個性重視派と言えるでしょう。
②ファッションの一部分
女性の場合も、腕時計がファッションアイテムとなるのは男性同様です。
ただし「一点豪華主義」になりがちな男性の場合と異なり、装い全体の中でのバランスやコーディネートをより重んじる傾向があります。
・ネックレスや指輪など他の装飾品との組み合わせ |
---|
・ファッション全体を同一のブランドで統一 |
お洒落のこうした楽しみ方は、性とは微妙に異なる心理です。
また機能性以上に腕時計の「かわいさ」を求めるのも、女性に特有の気持ちと言えるでしょう。
③モチベーションアップの道具
好きな腕時計を身に着けることでモチベーションが向上するのは、女性でも同様です。
ただし男性の場合はモチベーションが野心や挑戦心といった方向へと働くのに対し、女性においては自分磨き・セルフブランディングといった形で現れます。
・高級時計の似合う「いい女」でありたい |
---|
・知性や気品をさりげなく身にまといたい |
このような心理は、当然のことながら前向きで明るい状態へと女性を導きます。
ハイブランドの腕時計によるこうした効果は、決して小さなものではありません。
④仕事での優位性
女性が仕事の際腕時計を着けるのは、実際にその方が便利だから・必要だからということが多いです。
一方女性が職場で腕時計を着用する場合、男性以上にセンスが問われます。
・カジュアル過ぎず豪華過ぎない、ほどよい感じの腕時計をしたい |
---|
・ある程度のファッション性とかわいさは求めたい |
こうした女性心理は、男性がある意味「マウントを取る」ような気持ちを職場での腕時計に持ちがちなのとは対照的です。
また心の奥には、「できる女」を演出したいという思いも存在しています。
腕時計好きの心理【男女共通】
最後は、男女共通の心理についてです。
腕時計をする理由だけでなく、腕時計にまつわる動作に関しても見てみましょう。
資産として収集している
腕時計コレクターの中には、資産形成や運用を目的としている人もいます。
腕時計は耐久消費財であり、大事にすれば何年・何十年も使えます。
そのため、以下のような理由で資産価値を持つ場合もあるのです。
・中古品の流通市場が整備されており、価値が共有化している |
---|
・多くの種類が出回っており、希少品や人気モデルが存在する |
・修理や復元の技術が確立しており、価値を維持しやすい |
腕時計を購入する際資産価値だけに注目しているという人は少ないかもしれませんが、「将来価値が出るかも知れない」という心理は多少なりとも働くでしょう。
時間を気にするのは会話が面白くないから?
会話をしている最中に相手がしきりに腕時計を見ていたら、要注意。
なぜならその場合、会話の相手はトークを切り上げたいと思っている可能性が高いからです。
腕時計を気にする理由は、
・次の予定までの時間を見たい |
---|
・会話が何分続いているか確認したい |
などで、時計をチラチラ見る仕草は会話をやめる潮時であることを示しています。
腕時計を触るのは緊張している証拠
誰かと話をしている最中、相手が自分の手首の腕時計をずっと触っているようなら、それは緊張している証拠。
腕時計に触れる仕草によって、自分の前に両腕によって遮られた空間が生まれます。
これは会話相手との心理的な距離を作ろうとする、無意識の動作なのです。
・ちょっと気まずい・・ |
---|
・何か嫌なことを言われるかも・・ |
・悟られたくないことがある・・ |
このように感じている可能性が高いので、せっかちに畳みかけない方が無難でしょう。
時間をかけて、相手の警戒心をほぐすようにしてください。
腕時計好きの心理は男女別で違いがある
以上で本記事を終わります。
腕時計が好きな人には共通する心理状態がありますが、男女では微妙に違いが見られます。
こうした腕時計に関係する心理を知っておくことは、人間関係を円滑にする役に立つでしょう。
また自分自身の奥底に潜む深層心理も理解でき、セルフコントロールや気持ちの切り替えなどに活用できます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント