腕時計にかける値段の平均は？年代別に調査
デザインや機能性、ブランドバリューはもちろん、値段も腕時計を購入するときに気になるポイントです。
予算に合わせて購入することも大事ですが、あまりに安い値段の腕時計をビジネスで着用すると印象を悪くすることもあります。
とは言え、予算オーバーの腕時計を買えばいいというわけではありません。
腕時計は予算に合わせて選び、適切なシーンで着用するのが重要です。
今回は腕時計にかける値段の平均を年代別に徹底調査、購入する際の参考にしてください。
腕時計にかける値段の平均【20代】
まずは20代が腕時計にかける値段について解説します。
20代とは言え、就職したばかりの20代前半と仕事に慣れてきてお金に余裕が出てきた20代後半では若干異なります。
値段の平均値は、あくまで参考程度に捉えておきましょう。
20代の腕時計の平均は1～5万円
20代が着用する腕時計の値段の平均は、1～5万円程度です。
ビジネスシーンで着用する腕時計なら3万円以上が理想ですが、就職したばかりでお金に余裕がないなら高く見えるブランドを選びましょう。
20代の腕時計の選び方のコツ
20代が腕時計を選ぶなら、まずは予算を決めておくことが重要です。
お金に余裕がない人が多いので、予算内で買えるブランドを選びましょう。
その次に、デザインや機能性です。
今まで全く腕時計を買ったことがないなら、白の文字盤に黒の針があるシンプルな機能性のものを一本買っておくと便利です。
毎日着用するなら日付表示つき、日常生活防水以上の防水性がある腕時計を選んでおくのもおすすめです。
20代の腕時計のおすすめブランド
- エンポリオ・アルマーニ、ポール・スミス
- セイコーセレクション、シチズン レグノ
- スカーゲン、ノードグリーン
20代なら、エンポリオ・アルマーニやポール・スミスといったファッションの定番ブランドがイチオシです。
デザインもクールでかっこよく、スーツに似合うものもたくさんあります。
またセイコーやシチズンといった国内ブランドの低価格帯ラインも、機能性が高いのにスーツに合わせやすいデザインが豊富です。
休日用のおしゃれな腕時計が欲しいなら、スカーゲンやノードグリーンといった北欧風のミニマルなものから購入するとコーディネートの幅が広がります。
腕時計にかける値段の平均【30代】
ここでは30代の人が腕時計にかける値段の平均をご紹介します。
昇進でお金も仕事も余裕が出てきた30代は、20代よりも大人っぽくステータスが高い腕時計を選ぶ傾向があるようです。
30代の腕時計の平均は15～50万円
お金に余裕が出てきた30代は、少し背伸びして数十万程度の腕時計を買う人が多いです。
ボーナスなどまとまったお金が入ったときに、頑張ったご褒美として買う高級腕時計は所有欲が満たされます。
数十万程度の腕時計はステータスもそれなりにあるので、ビジネスシーンでも恥ずかしい思いをすることがありません。
30代の腕時計の選び方のコツ
30代が腕時計を選ぶなら、ある程度腕時計のブランドバリューにこだわって選ぶのがおすすめです。
ブランドバリューのある腕時計は機能性が高いものも多いので、単純に実用面で便利です。
また昇進や転職などより、一層仕事を意識した場面が多くなるので、交渉やパーティーで恥ずかしくないブランドを選んでおきましょう。
30代の腕時計のおすすめブランド
- ハミルトン、タグ・ホイヤー
- セイコーアストロン、シチズンアテッサ
- オメガ、グランドセイコー
30代には、機械式腕時計を多く展開しており、コスパもデザイン性も優れたブランドをおすすめします。
実用性で選ぶなら、国内ブランドのセイコーアストロンやシチズンアテッサがイチオシです。
手元をかっこよく見せるデザインが多く、高い防水性能やタフソーラーなど機能性も充実しています。
メンテナンスしながら長く使えるものを探しているなら、年齢問わず着けられるデザインのオメガやグランドセイコーの機械式が適しています。
腕時計にかける値段の平均【40代】
40代になると家族ができて、子供の教育費や車など大きな出費が増えます。
そのためこの年代は、30代よりも腕時計にかける値段の平均下限が低めです。
40代の腕時計の平均は10～60万円
40代は大きな出費が増える時期、出世や昇進によって昇給しても腕時計にお金をかけられないという人も多いです。
その一方で一気に昇給をするタイミングが訪れやすいのもこの時期、下限も上限も30代よりグッと広がっています。
40代の腕時計の選び方のコツ
上位の役職に就いたり、重要な仕事を任せられる40代は堅実なブランドを選んでおくと安心です。
カジュアル向けやスポーティーなブランドしか持っていない場合は、知名度が高く腕時計メーカーの中でも技術力が高いものを1本は持っておきましょう。
腕時計がとくに好きでなくても名前は聞いたことがあるようなブランドなら、一定以上のブランドバリューと技術力があります。
40代の腕時計のおすすめブランド
- ロレックス、オメガ
- IWC、グランドセイコー
- オーデマピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタン
40代の年齢なら、知名度の高いロレックスやオメガを持っておくと安心です。
ロレックスは高いと思われがちですが、オイスターパーペチュアルやデイトジャストなどは数十万円ほどで購入可能です。
またIWCやグランドセイコーなど質実剛健なイメージのあるブランドも、落ち着いた印象があるので向いています。
40代で一生モノの腕時計が欲しいと踏み切るなら、オーデマピゲやヴァシュロン・コンスタンタンなど長い歴史を持つ永久修理保証のあるブランドもぴったりです。
腕時計にかける値段の平均【50代】
50代になると腕時計の知識も増えるうえ、身だしなみやステータスのひとつとして腕時計を選ぶことも大切になってきます。
着用する人の人格や印象をも左右する腕時計、重要なポジションに就いているなら尚更お金をきちんとかけたいと感じる人が多いです。
50代の腕時計の平均は10～100万円以上
50代が腕時計にかける値段の平均は10～100万円以上です。
この年代はトップの役職に就いている場合も多いため、平均値とは言え金額はどんどん大きくなります。
その一方で、腕時計の知識が増えてマイナーブランドやチープ系ラインで遊びを加えたくなるのもこの年代です。
50代の腕時計の選び方のコツ
50代ともなると、腕時計のセレクトに幅が広がります。
ステータスや資産価値を求めて腕時計を選ぶなら、やはりスイスの歴史あるブランドが最適です。
逆に実用性重視で選ぶのであれば、あえて値段は気にせず機能性が突出したものを購入するのも有りです。
レトロでクラシカルな腕時計が似合うのもこの年代なので、値段は安くとも信頼性のある腕時計ブランドも適しています。
50代の腕時計のおすすめブランド
- ロレックス、パテック・フィリップ
- チープカシオ、セイコーセレクション
- オリエントスター、ハミルトン
ロレックスのデイトナやサブマリーナー、パテック・フィリップのノーチラスなどは、時計好きならひと目で通じる代表的モデルです。
資産価値を求めるなら、こういったブランドを所持しておくのは不可欠です。
実用性重視なら、チープカシオやセイコーセレクションなどの国内ブランドを複数持っておきましょう。
またオリエントスターやハミルトンといった歴史の長い腕時計ブランドは、クラシックなデザインが多く風格ある50代に似合います。
腕時計にかける値段の平均は年代によりゆるやかに上昇
腕時計にかける値段の平均は、年代が上がるにつれて緩やかに上昇します。
しかしその一方で、年代が上がると腕時計の知識が増えるため、下限が上がらなくなるのも注目ポイントです。
腕時計は、高級なものだけを持っていればいいわけではありません。
シーンやファッション、自分の立場や役職に合わせて柔軟に腕時計を使い分けましょう。
TPOやファッションに合っていれば、価格以上にかっこよく見せられます。
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